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SUENAGA Blog
東日本大震災から2年
2013年3月11日
二年前の3月11日、盛和塾東京の塾生の方の企業訪問で新宿の高層ビルでお話をしていました。エレベーターが動かず咄嗟の判断で18階から駆け下りました。地面は、未だ時折揺れていました。新宿中央公園は溢れる人でした。それから帰宅難民として深夜まで歩き品川駅にたどり着きました。ダメだろうけどと思いながら、新幹線が動いていないか聞きましたら、あと数分で新大阪行きが来ますという返事。そして、深夜に新大阪に着きました。新大阪駅も溢れる人でした。
昨日3月10日に東日本の現地で水産物を取り扱っているご年配の方が、流された工場を建て直して再起して活動している放映がありました。テレビのインタビューに「サンセットがあるからサンライズがある。水産物を待っていてくれる人の為に頑張らなきゃ」と仰っていました。奥様と一緒に粘り強く地道に再起して闘っておられる姿に頭が下がる思いでした。
今朝、出勤の時に歩いていますと、6時25分、輝く太陽が上がってきていました。まさにサンライズです。今朝この太陽の光を浴びて活動を始めることができることに感謝です。そして、この太陽の明るさが人々に勇気を与えますように。心から現地を思いご冥福を祈ります。