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SUENAGA Blog
一.立志観(3)
2016年6月23日
「人になれ人 人になせ人」
上杉鷹山は「人多き 人の中にも 人はなし 人になれ人 人になせ人」と教えています。人がたくさんいても、その中に人材があるとは限らない、人よ自ら人材になれ、人を人材に変えろ、と読むことができます。育てる人は、育てることを志とし、育てられる人は自ら主体的に人材となる双方の努力が肝要です。そのためには「こんな人材を目指そう」という意味のある人材像の提起が重要です。筆者は、部下に「どこに出ても通用する人間になれ」と一貫してリードしてきました。「どこに出ても・・・」とは、企業内に留まらず世界のあらゆる場所のあらゆる機会を指します。自分の無限の可能性でチャレンジすることを期待する思いを込めていました。