末永ブログ
教えてくれている
2014年8月24日
今朝は、曇天の中をウオーキングしました。夏は、早い時間でないと陽が上がってしまうと暑くて歩けません。
今日は、箕面の滝道を往復5.6キロ歩きました。箕面の自然の中に入っていくに従って体の疲労感が分かります。
いつもウオーキングしているのとは違う感じです。通常、ウオーキングしていると自分の体の状態が分かるのですが、
周りの自然が深くなってくると体の中の状態の感じ方が強くなってきました。不思議さを感じます。
周りの木々、川、空気、風が、町中よりもより自然が深いことが、体の感覚を鋭くしています。
体の感度を鈍らせている日常を教えてくれます。吹き出る汗を拭き拭きしっかりとウオーキングしました。
往路は、やや重たかった体も復路はリズムが出てきました。
日常で感じている自分は、環境を変えると感じることが違うことがあります。
その環境は、感度がクリアで鋭敏になるものが良いです。深い自然、人物、真剣な場、楽しさなど
探せばいくらもあります。このような環境が自分自身に変化に適応する柔軟な力を創ります。
その環境を望んで求めることが大切ではないでしょうか。音楽、お茶、演劇などもそうでしょう。
白石加代子さんが、物語を舞台で一人で演じる百物語が99回の満了を迎えた。百はやらないそうです。
その練習準備を放送で知った。凄まじいというしかない準備です。画面に、今までの台本が並べて
映されました。カラーペンで縁者を色分けし、すべての漢字に振り仮名を振る、なぜなら頭が真っ白に
なるから、セリフの抑揚やつながりを全部書き込む、その台本には感動すら覚えます。
テレビという環境での放送が凄い魂を教えてくれます。
トヨタの産業技術記念館を訪問させていただきました。念願の訪問でした。名古屋駅から直ぐです。
広大な敷地にトヨタの繊維と自動車の歴史をつぶさに展示してあります。驚くのは、繊維の昔の
自動織機が動くことです。感動します。当時の自動織機の意義を始めて理解いたしました。
自動織機も2、3台ではありません。現代にいたるまでのあらゆる機会が設置されています。
自動車のほうに回りますと車の歴史そのものです。初代AAのカッコいいこと。クラウンの一号車も
置いてあります。今でも動くそうです。ピカピカで中もきれいです。これも、今、通用するどころか
モダンです。
豊田喜一郎氏が、社長室に入ってくる工場の社員で、手を油で汚した社員が手をきれいに洗って
入ってくる社員に「手を洗ってきたか。ここに来るときには手を洗わないで来い」。現場目線という
仕事の目線のきめ細かさを感じます。トヨタ産業技術記念館でモノづくりの魂を感じました。
今日のこれからという前人未到の時間が意義あるものでありますように。
自然が、自分に「体の状態」を教えてくれた体験です。
体の感度を高めて、自分の感性を磨くことにつなげましょう。