「未来は自己責任」

「未来は自己責任」
仕事や人生が、上手くいくこと、いかないこと、いろいろな理由があります。
うまくいかなかった時に、これが理由だと言い切ったとして何かが変わるでしょうか。
変わりません。それは、はっきりしています。ならば、思考を未来に向けるべきです。

むしろ、未来という無限の時間が待っているのです。自己中心に考えると、起こったこと、
上手くいかなかったことに目が行ってしまいます。しかし、反省して振り返っても、
その時間は戻りません。ならば、未来の時間に目を向ける必要があります。
ただ、振り返り方は重要です。なぜなら未来のためにです。

その振り返り方というのは、原因の真因を探求する必要があります。
つまり、原因が、例えば「努力しなかったこと」であったとしても、
真因は「そのことが好きではなかった」とすれば、それこそが重要なのです。

人は、知識として、同じことを繰り返してはいけないと言いながら、
同じことを繰り返して結果を後悔している生き物です。
真因として、以前にも、共通する要因がなかったか。

あったとすれば、未来にまた同じ要因で壁を感じることになります。
これは結構やっかい者です。これこそが、己の真の姿なのです。
ですから、己の真の姿が見たいけど見たくないという心理が働くから、
その真因まで掘り下げようとしないのです。やっかい者と表現しましたが、
忌み嫌うものではなくこの厄介者は訪ねていけば必ず答えを教えてくれる存在です。
少し抽象的になりました。

では、今日の「今から」という前人未到の時間が素晴らしいものであることを祈ります。

初夏の花です。暑い時間帯でもきれいに咲いています。