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SUENAGA Blog
新入社員の飛び込み営業に思う
2014年5月19日
毎年5月6月は、大阪の中心部にある当社には、新入社員が営業でよく飛び込んできます。
先日の18時過ぎに、ある大手企業の男女の新人二人が飛び込み営業に来ました。ちょうど私が
対応に出ました。いきなり商品パンフレット、それもコピーしたものを出して説明を始めました。
ちょっと戸惑いましたが、君たちは、新入社員ですかと尋ねましたら、そうだと言います。
当社は、その商品の専門的なことは外部に委託していますので今は必要ありませんと答えたら
残念そうにしながら、それでは名刺をくださいと言います。
私もついつい自分の若い頃の飛び込み営業経験を思い出して、会議室に入りなさいと言いました。
そして、ジュースを出してやってしばらく話をしました。一日100社訪問の目標で、飛び込み、
名刺交換、アンケートとやることが決まっているようでした。新人らしく新鮮な応対でした。
この営業スタイルに矛盾を感じながらも、初めて社会に出た人間として必死に取り組んでいる姿に
感心して、しっかり頑張りなさいと激励しました。新人君たちは、話をしていただいて飲み物まで
出して頂いたのは初めてですと礼儀正しく言っていました。彼らは、きっとあれから飛び込みを
夜まで続けたでしょう。
この営業のやり方の是非を言いたいのではありません。新人が、一日100社に飛び込みをしているほどの
目標を毎日自分に課しているだろうかと振り返りました。多くの人に支えられて仕事をしていますが、
高い目標を立てて毎日の成果を問いかける日々でありたいと新人から学びました。