初秋に感じる

虫の音が心地よく耳に響きます。

いきなりですが、若い頃、営業に奔走していた時は、この虫の音が金額に

聞こえていました。リンリンと鳴く音が１千万、２千万と聞こえていたのです。

その時の自分の問題意識を考えると笑いそうな感じになりますが、

そんなに聞こえるほど目標達成に必死だったと思います。

さて、先哲の言葉に触れない日はありません。毎日、読んで学んでいます。

昨日、飛行機の中では安岡正篤師、夜は中村天風師でした。なぜ、ここまで

物事を透徹できるのだろうといつも感じます。奥の奥を見通している哲学が

今の時代に生きている、それを私が学んで感じている、今と言う時まで

魂が生きていることの凄さを感じます。言霊は、未来に生きるという実感を

持ちます。先哲の言霊が未来に生きているということは、私自身が未来に生きることが

できる可能性を持っているということだと考えます。

残暑は厳しそうです。涼しくなりかけの時に夏の疲れが出やすいものです。

２０１２・９・６　末永春秀