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SUENAGA Blog
人生は出逢いと言い切れる
2012年5月11日
出逢いがなければ今日がない。
その出逢いを大切にしていなければ今はない。
その出会いを育てなければ未来はない。
過去に出逢った方々を思い起こすと自分のエゴが恥ずかしくなる。
でも、忘れた頃に本当は嬉しかったのですと感謝の言葉を聞く。
自分はエゴと反省したのだが、相手は感謝してくれている。
そうか、真剣だったんだと気づく。
真剣であれば相手に通じる。
そうではない。
真剣でなければ通じない。
そうではない。
真剣なものしか通じない。
出逢いにどれくらい真剣になれるか。
自分が人生の先輩にどれだけ真剣に向き合っていただいたか。
先輩は、理屈抜きに若い人間に人生を指し示してくれていた。
人生の時間を経てみると、その意味がわかる。
私を導いてくれた中学時代の恩師。
その恩師から広がった人間関係の素晴らしさ。
その方々から頂いた人間としての真心。
恩師は、60歳の定年を目前に病に倒れた。
帰らぬ人になった。
恩師と同じ年齢になって、解ることが溢れる。
恩師はいつも私に勇気を与えてくれた。
その言葉を今でも思い出す。
時空を超えて言葉が生きている。
言霊というのは、心に残る言葉というのは、こうなんだ。
出逢いに感謝する。
それだけではいけない。
恩師は時空を超える言霊を、身をもって教えてくれた。
だから、私自身が言霊を生み出すことができる人間を目指したい。
それが志の原点と気づかせていただいた。
天国の先生いつも見守っていただきありがとうございます。
末永は初志を貫くために頑張っています。
京都駅の新幹線のホームで言っていただいたお言葉を忘れません。
あれが先生との最後の対話でした。